デュエマのじゃんけんとは?まず結論から
デュエマ(デュエル・マスターズ)におけるじゃんけんは、大きく分けて2つの場面で使われます。ひとつはゲーム開始前の先攻・後攻を決めるとき、もうひとつは特定のカード効果を解決するときです。デュエル・マスターズはカード以外に一切の小道具を必要としないカードゲームなので、ランダムな選択が必要な場面ではじゃんけんが用いられる、というわけですね。
この記事では、じゃんけんが使われるケース、じゃんけんに関連するカードの変遷、そして実際にじゃんけんデッキを組むときの考え方までを順番に整理していきます。「じゃんけんって何のためにあるの?」「JKってカード名でよく見るけど何のこと?」と気になっている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
デュエマでじゃんけんを行うケース
ゲーム開始前の先攻・後攻の決定
ゲームを始める前に、じゃんけんで勝敗を決め、勝った方を必ず「先攻」とします。ここが少し独特で、勝った側が「後攻」を選ぶことはできないルールになっています。強制なんですね。また、じゃんけんの代わりにコイントスで先攻後攻を決めることもできます。公式で認められている方法なので、周りのプレイヤーと相談して決めるとよいでしょう。
大会などでは進行をスムーズにするためにコイントスが使われることもありますが、友人同士の対戦ならじゃんけんのほうが盛り上がるという人も多いはずです。デュエル・マスターズ公式サイトでも基本的なルールが案内されているので、あわせて確認しておくと安心です。
カードの効果を決定するとき
一部のカードには、能力の解決時にじゃんけんを行うものがあります。じゃんけんの結果によって何らかの効果を生み出す仕組みです。ここで勘違いされやすいポイントがひとつあって、DMではじゃんけんは「勝敗が決まるまでやって一回」とされています。あいこはありますが「あいこという判定」は存在しないため、必ず勝敗がつくまでじゃんけんを続けます。そのため、勝敗が決まるまでに何度もじゃんけんを行うこともあります。
たとえばデュエル・マスターズ Wikiで紹介されている《JK人形ボッコグー》のような「相手が特定の手を出したら効果発動」タイプのカードの場合、勝敗が決まるまでに相手がその手を出し続けると、その効果が何度もトリガーします。その場合は、勝敗が決まってから溜まった効果をまとめて解決するのがルールです。
具体例として、《JKパーネイチャー》がある状態で《JK人形ボッコグー》のタップ能力を使い、「あいこで相手はパー」「あいこで相手はチョキ」「自分が勝って相手はパー」という流れになったとします。この場合、そのじゃんけんの目的であったパワー低下1回分は即座に解決されます。1回目や2回目のあいこで「パーを出した時」「チョキを出した時」が誘発しますが、能力解決中に誘発型能力が誘発しても割り込めないため、パワー低下の処理を終えてから解決しなければなりません。なお、ハンデス2回分とマナブースト1回分は、実際にその手が出た順番によらず自由な順番で解決できます。
じゃんけんに関するカードの変遷
じゃんけんを行うカードは、極神編ではじめて登場しました。DM-25で、じゃんけんを用いて効果を決める《鎧亜の凄技ジョゼ・ウィルバート》が登場したのが始まりです。その後、DM-26では《鎧亜の魔術師グッチョッパ》が登場し、DM-27+1DREAMでは《ウルトラ・ミラクルッピー》が登場しました。
この時点ではほとんどネタカードとしての扱いで、リターンは大きいものの、負けたときのリスクが大きく、それほど注目されなかったようです。ところが戦国編に入ると状況が変わります。DM-28でじゃんけんを用いる「JK(じゃんけん)」サイクルが登場し、《JK人形ボッコグー》《JK野郎チョッキー》《JKパーネイチャー》の3体が登場しました。これらのクリーチャーは、それぞれのタイミングでじゃんけんをする能力に加え、じゃんけんをしたときに相手が特定の手を出すと追加の効果が発動する、という設計になっています。
じゃんけんという運要素を軸にしながら、相手の手を読む読み合いの要素も入ってくるのが面白いところですね。カードを集めるなら、カードラッシュのような通販サイトで探すのもひとつの方法です。
JK神星シャバダバドゥーというカード
じゃんけん関連で名前がよく挙がるのが《JK神星シャバダバドゥー》です。これはDM-30で登場した進化GVフェニックスで、光文明の6マナ、パワー12000、T・ブレイカーを持っています。進化元の条件が一切ないため、進化GVの中でも召喚のしやすさはトップクラスとされています。
しかし、それ以上に能力の奇抜さと条件の厳しさもトップクラスです。条件はなんと、じゃんけんで5連勝すること。しかも誘発するタイミングは自分のターンのはじめなので、返しの相手ターンで即座に除去された場合はじゃんけん勝負にすら持ち込めないという厳しさがあります。それらを乗り越えた強運の持ち主には、「ゲームに勝つ」と言ってもいいほどの絶大なアドバンテージが与えられると評されています。
5連勝以上すると、自分の山札を見て、その中から進化以外のクリーチャーを好きな数選んでバトルゾーンに出せます。その後、山札から好きな枚数のカードを選んで手札に加えてもよい、という流れです。バトルゾーンを好きなように操作できるため、cip能力を連発すれば場の制圧は非常に容易になります。ドロー、マナブースト、ランデス、ハンデスまでも簡単に行えるのは魅力的ですね。カードを好きなだけ手札に加えられるので、手札に必要なカードをそろえるのが難しいコンボも簡単に決められます。
問題はじゃんけんで5連勝することですが、これは個人の能力と運によるところが大きいので、強いか弱いかは使う人次第といえます。運に任せるだけなら勝率は1/32(3.125%)と低確率で、じゃんけんが相当強い人でないと失敗するでしょう。
後に、じゃんけんに1回負けても勝ったことにする《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》が登場しましたが、《デシブコ・グーチーパ》自身がじゃんけんに5回勝つとゲームに勝つ能力を持ってしまっているため、あちらを使うならこのカードはお呼びではない、という整理になっています。一応サイズはかなり大きく、進化元の指定もないので、役目を終えたcip能力持ちクリーチャーを進化元にして普通に殴る使い方もできます。じゃんけん能力はおまけ程度に考え、じゃんけんクリーチャーを中軸に据えた「じゃんけんでアドバンテージを取りにいくデッキ」で主に採用することになるでしょう。
《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》や《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》を効果で出せれば、大群で一斉攻撃できます。また、《ダイヤモンド・ソード》を手札に加えて唱えるのもよいでしょう。攻撃せずに勝利するコンボとしては、水文明を追加するクリーチャーを合わせてクリーチャーを11体並べ、《サイバー・J・イレブン》を出すなどもあります。
じゃんけんデッキを組むときの考え方
じゃんけんを軸にしたデッキを組む場合、まず意識したいのは「じゃんけんに勝ったときのリターン」と「負けたときのリスク」のバランスです。じゃんけん系のカードは、リターンが大きい代わりに負けたときのデメリットも大きいものが多く、ネタカードとして扱われてきた歴史があります。だからこそ、じゃんけんの結果に依存しすぎない構築が重要になってきます。
具体的には、じゃんけん能力が不発でも普通に殴れるだけのサイズや進化元の用意しやすさを持つカードを選ぶと、安定感が増します。《JK神星シャバダバドゥー》のように進化元の指定がないカードは、その意味で扱いやすいといえるでしょう。また、じゃんけんを複数回行えるカードを組み合わせれば、勝敗が決まるまでの試行回数を稼げるため、結果的に有利な状況を作りやすくなります。
とはいえ、じゃんけんはあくまで運要素が強い仕組みです。勝率を過度に期待するのではなく、「当たれば強い」という前提で楽しむのが、じゃんけんデッキと長く付き合うコツかもしれません。デッキレシピを探すなら、ガチまとめのような情報サイトで、他のプレイヤーが公開しているじゃんけんデッキを参考にするのもおすすめです。
じゃんけんに関するよくある疑問
あいこが続いたらどうなる?
DMでは「あいこという判定」が存在しないため、必ず勝敗がつくまでじゃんけんを続けます。あいこが何度続いても、勝敗が決まるまでが「一回」のじゃんけんとして扱われる点を覚えておきましょう。
先攻後攻は必ずじゃんけんで決めるの?
じゃんけんで勝った方を必ず先攻とするのが基本ですが、じゃんけんの代わりにコイントスで決めることもできます。公式で認められた方法なので、状況に応じて使い分けて問題ありません。
じゃんけんカードは強いの?
リターンは大きいものの、負けたときのリスクも大きく、長らくネタカードとして扱われてきました。ただし、《JK神星シャバダバドゥー》のように条件を満たせばゲームを決定づけるほどのアドバンテージを得られるカードも存在します。強いか弱いかは使う人次第、というのが実情です。
まとめ:デュエマのじゃんけんは運と読み合いの要素
ここまで、デュエマのじゃんけんについて、先攻後攻の決定方法、カード効果での扱い、じゃんけん関連カードの変遷、そしてデッキを組むときの考え方を整理してきました。じゃんけんは、カード以外の小道具を使わないデュエル・マスターズにおいて、ランダムな選択を担う重要な仕組みです。先攻後攻を決める場面では勝った方が必ず先攻になるという強制ルールがあり、カード効果では勝敗が決まるまで続ける「一回」のじゃんけんとして扱われます。
じゃんけん系のカードは、リターンとリスクの振れ幅が大きいのが特徴で、ネタカードとして親しまれてきた一方、《JK神星シャバダバドゥー》のように条件を満たせば絶大なアドバンテージを得られるものもあります。デッキを組むときは、じゃんけんの結果に依存しすぎない構築を心がけると、安定して楽しめるでしょう。ぜひ自分のお気に入りのじゃんけんカードを見つけて、デッキに組み込んでみてください。


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